darudaru

だるだるしてるエンジニア

Developers Summit 2018 1日目に参加してきました

event.shoeisha.jp

毎年恒例、Developers Summit 2018に参加してきました。去年はインフルにかかってしまい行けなかったのですが、今年は無事参加できてよかったです。1日目の午後から参加させていただきました。

各セッションの感想

人生20年説・好きな事と得意な事を仕事にしていけるかも知れないエンジニア人生のヒント

30歳になって、自分のキャリアパスについて悩むことが多くなってきたので、何かヒントがあればと思いこのセッションに参加。立ち見の方がたくさんいらっしゃいました。

塾講師→IBM→Redhat→そして今はGoogleで働いている中井さんのお話。経歴がすごすぎる。「うまいこといってる人生でしょ?」と茶化しながらご自身の人生を振り返られてましたが、話を聞いていくと勉強し続けた結果がただその経歴として出てるだけでした。

中井さんは日々の勉強以外でも、勉強した内容を積極的に外に発信されていました。例えば、機械学習を勉強していた時にセミナーで発表を行っていたら、それを見た出版社の方に声をかけられて本を出版することになったり、「自分はこれができるから、できる仕事はあるか」と社内外問わず自分を売り込んだり。勉強し続けることはもちろん大事なのですが、それをきちんと外にアピールすることも大事なんだなと思いました。

エンジニア人生のヒントのまとめは3つ。

  • 複数の得意分野を合わせ持つ
  • 今の自分には不要かもしれないことでも、自分が面白いと思うことを学び続ける
  • 原理原則を学ぶ

タウンワークをドライブさせるためになんちゃってアジャイルをやめた話

speakerdeck.com

自分にも身に覚えのある事象がたくさん出てきて、うんうん頷きながら聞いたセッション。リリースまでのリードタイムを短くさせるために、愚直に改善を繰り返したというお話でした。

最終的にjsのコードの品質がボトルネックになっていた、ということがわかるのですが、その課題を見つけるまでにコツコツと続けたアプローチがすごい。いや、大変だったろうなー・・・。
開発の工程が移動したタイミングの時間をスプレッドシートにまとめて、手戻りが発生した工程と、かかった時間を可視化させてボトルネックを探す。さらにそのデータをグラフ化。グラフ化したものは「リワークチャート」と名付けられていました。このリワークチャートがとても見やすくて分かりやすかった。

あとは、改善案が見つけられない時や、改善にあてる時間がないときに助けて!って言える環境と、すぐに手を差し伸べられる上司や仲間が近くにいるという環境がとても素敵だなと思いました。

jsの品質改善は鋭意対応中で、夏のデブサミで発表できたらとのことでした。夏のデブサミが楽しみです。

さらばダミーデータ!~超高速開発を実現するテストデータ活用~

テストデータ問題については自分の職場でも度々話題になっていたので、何かTipsとして持って帰れたらと思ったのですが、デモを見せながらの自社製品の紹介が主でした。聞きたかったお話ではなかったかなー。

まとめ

半日しか参加できなかったのですが、楽しかったです。もっと勉強しなきゃいけないことは山ほどあるなと思いました。頑張らなきゃな。
ありがとうございました。